2023年3月12日（日）～
『この本読んで！2023年春号』
「松岡享子さんがのこしたもの」特集のお知らせ

子どもの本の世界にたくさんの楽しみをもたらせてくれた児童文学作家で翻訳家の松岡享子さん。昨年までご尽力された東京子ども図書館では、この春、「松岡享子さんに感謝する会」が開催されます。（3月12日～18日事前申し込み制）

にこにこ書店では、その功績を大特集した『この本読んで！春号』「松岡享子さんがのこしたもの」コーナーを作りました。

「自分のことを世間の人は、おはなしをつくったり、翻訳したり、評論を書いたり、あるいは東京子ども図書館をつくった人だと言うかもしれないが、私はおはなしを広めた人として記憶されたい。」（春号特集インタビューより）

わたしも皆さんと同じように子どもの頃から松岡先生の絵本に親しんできた一人で、そののち、幸運にも東京子ども図書館で直接、松岡先生からおはなしをご指導いただく機会に恵まれました。はじめてご指導いただいた際の、昔から自分のことを知っていてくれていたような安心感を越えた不思議な感覚は今でも忘れることができません。

耳から聴く言葉の楽しみ、豊かさ、おもしろさ。
これからの子どもたちへ、もっともっと届けていきたい、わたしたち大人にしかできないこと。

子どもに絵本を届けるすべての方にぜひお手に取っていただきたい特集です。

✻開催期間：2023年3月12日（日）～
『この本読んで！2022年春号』「松岡享子さんがのこしたもの」特集

✻協力：（一財）出版文化産業振興財団（JPIC）ホームページはこちら　

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